広まちづくり新聞(ウェブ版)

2017年2月10日(金) 広まちづくり推進協議会(随時発行)

広の元気人を紹介

広の元気人「「家計簿をつける会」(呉友の会)」

活動の様子

「呉友の会」は呉市のボランティア登録団体で,書籍「婦人之友」の愛読者45名によって構成される会です。
書籍「婦人之友」は,今年で創刊111年目を迎える歴史のある女性誌で,この書籍を発刊した婦人之友社の創設者「故・羽仁もと子」氏が提唱した『家庭は簡素に社会は豊富に』を目指した生活を社会に広めるため,「呉友の会」では家庭業務(家事・家計)の合理的生活の勉強を行っています。

「呉友の会」が活動する会には,全体の会員が集まる会が月2回,近隣会員が集まる最寄り会,乳幼児から小学生までの子を持つ母親が集まる会,高齢の方が集まる会など様々で,そのうちの1つ「家計簿をつける会」は毎月1回,広商店街の「広まちギャラリー」で活動しています。
 今回は,この「家計簿をつける会」の皆さんに,広まちギャラリーでどのような活動を行っているのかを伺いました。



-以前から「広まちギャラリー」をお使いになられているのは知っていたのですが,どのようなことをされているのですか?

活動の様子 その2

 この「家計簿をつける会」では,ただお茶を飲むだけではなく,一緒に家計簿をつけてみようという思いで,今年の3月から始めた活動です。毎月1回,水曜日に実施していて,毎回2~3人の相談者があるのですが,徐々に周知されてきていて来てくださる方も増えています。
 やっぱり,家の経済をきちっと管理しておくことで,社会にも潤いがまわると思うんです。我が家にとって,一番良い消費の仕方を考えるという点でも,家計簿というのは若いうちから付けて欲しいですね。



-家計簿というのは,市販の家計簿ですか?

 私たちが使っているのは,「友の会」の家計簿を使っていまして,これは普通の市販のものよりも,税金から社会保険など事細かに書くようにできています。
 確かに付け始めた頃には,「どうしてこんな細かいところまで」と思われるかもしれませんが,慣れてくると,自分の生活状況がよく分かりますよ。
 例えば,食費なんかでも,肉魚を100gとったら,野菜を400gとろうとか。それで,食事などにも気を付けるようになりますし,税金や保険料でも,自分が社会にどれだけ社会に貢献しているかが一目瞭然になりますし。
 


-皆さん,家計簿を付け始めてベテランの方ですか?

 長い人で45年つけてますが,10年余りの人もいます。
 どこまで付けるかはその人によって違ってきますけど,ここに来られる方の質問に答えられるようにしています。
 質問は,家計簿の付け方から,費目の振り分け方,予算の立て方,銀行の引き落とし処理など,イロハから聞かれます。



-どういった方が来られますか?

広まちギャラリーにて

 このあいだは,奥様が出産のために実家に帰られるので,ご主人に家計を把握したいということで来られました。
 それで,次に来られた時には,赤字だと思っていた家計が意外と赤字ではなかったと安心しておられましたけど,そういった方を見ると教える側も感激します。
 それに,最近は核家族がほとんどで,同じ世代の人や,同じ考えを持つ人としか話をする機会がないけど。
 ここに来れば,幅広い年代の人と話ができます。
 そういういろんな人と話ができるというのは,その人の人生にとってもプラスになると思います。異年齢との交流も大切なことです。



-家計簿を付けている人は少ないですか?

 いえ,昔に比べたら多いと思います。
 家計簿に書く以外に,最近はパソコンやスマホなどで付ける人が多いです。
 パソコンで付けると計算が早いですが,後でめくって見るとなると,書いたものを持っている方が楽ですね。
 昔は,自分が食べることに精一杯で,家計簿を付ける余裕すら無かったですから。

 ただ,最近は,おふくろの味を知らない人が多いですね。
 昔は,下手でも心を込めて作った弁当を子どもに渡すことで,子どもと気持ちの交流を持つことができていた。
 最近は,お金さえ出せば手に入る時代になってきたから,お金を渡して,買ってきて食べる習慣がついていて。そのときには何も思わないけど,子どもが大きくなったときに,振り返ってみるとおふくろの味を知らないんですね。
 家計簿を付けることを通じて,普通に暮らすというか,大事に暮らすということも意識して欲しいですね。



-もしこの記事をご覧になって,興味のある方がいたら,どうすればよろしいですか?

家訓? 看板

 是非,来て下さい。もしくは,お電話でも頂けると幸いです。
 私たちも,たとえ来てくださるお客様が1人でも,全くいなくても,いつでも来ていただいた時に相談に応えられるように,この会を続けていきたいです。



編集後記

 ただ,毎月1回1時間半という限られた時間で家計簿を付けるだけでも,異年齢の交流があったり,自分の生活状況を把握したり,違ったものが見えてくるはずです。
 実際に,家計簿を付け始めたことで,自宅でご主人との話し合いができるようになった方もいらっしゃるようで,そのことに気づいてくださることが会員の皆さんの喜びにも繋がっているようです。
 偶然,広地区に「広まちギャラリー」という快適な場所があるので,毎月利用して頂いているのですが,この記事を見て頂いた方にも,是非1度,立ち寄っていただけたら,新たな発見や芽生えがあるのではないかと思います。


「家計簿をつける会」
会場:広まちギャラリー
時間:10時~11時30分
日程:平成26年1月15日(水)・2月12日(水)・3月12日(水)
参加費:100円
問:家計簿をつける会 百田さん28-4722,関さん71-3524


2013年12月24日(火)紹介
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